2009年3月30日

東京・渋谷/焼酎バー古典

焼酎Bar 古典

今回ご紹介するのは渋谷・円山町にある焼酎Bar古典です。
2001年6月にオープンし、2006年に5周年を迎えたこの店はいわゆる"焼酎バー"の先駆けです。それ以前も焼酎をメインにカウンタで提供し、バーと称する店はありましたが、従来からある洋酒を中心としたバーと比べても遜色がない雰囲気と店構えを備えた焼酎専門のバーはここが最初であろうと思います。

そろえる焼酎はいも焼酎を中心に100種類以上。流行に左右されないけれどマスターの舌で納得した銘柄のみを厳選して揃えており、いまではかなり有名になった銘柄を有名になる前から数多く揃えていました。最近数の多さを誇る店がありますが、数だけ多くても銘柄の味わいを聞いたときにすぐに出てこないようでは数を誇る意味はないと私は思っています。ここの焼酎は全てマスターが味わい、自分の店に置きたいと惚れ込んだものばかりですので安心して注文できます。
120ml入った焼酎を生のまま提供してくれ、概ね800円~1000円程度です。原酒や一部の焼酎は60mlや30mlで1000円程度です。これを好みに応じてお湯で割ったりロックで飲んだり半分ずつ飲んだりできます。どれが合うか判らなければマスターに聞くと親切に教えてくれるので、質問してみるのも良いでしょう。チャージは1000円で、三点盛りの前菜が付きます。ちなみにカウンタの上にあるナッツ類は好きなものを自由に取って良いそうです。

あまりプレミア焼酎というものを書きたくないのですが、他の店舗では「お一人様一杯限り」とか「一杯ワンショット(30mlもない?)で1000円!」などとしてさも目玉であるかのように出されている「佐藤黒」がここでは試飲セットの一つとして出されています。さらに生のまま目の前で注いでくれた110mlが1000円、佐藤酒造の仕込み水で蔵元推奨の濃さで割り水をした水割りが180ml1000円という値段で当たり前のように出ています。これはマスターがしっかりとした酒販店さんとおつきあいをしているからこそ出来ることで、こうした点から見ても良心的な店だということがおわかりいただけるかと思います。最近多い「ワンショットしか入っていない」、「やけに水っぽいお湯割り」などのお店ではありませんから、安心しておすすめできます。

居酒屋ではなく、渋谷でちょっとゆったりとした気分で本格焼酎を飲みたいときは是非こちらへどうぞ。

所在地 渋谷区円山町7-10
電話番号 03-3496-1899

本格焼酎の楽しみ:焼酎Bar 古典:紹介ページはこちら

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本格焼酎を出す料飲店

このBLOGでは私が訪問して「これはいい呑み屋さんだ」と感じた店もご紹介して参ります。ここで紹介し切れていない名店ももちろんありますので、よろしければ本格焼酎の楽しみも併せてご確認頂ければ幸いです。また、「本格焼酎の楽しみ」に載っていない名店がありましたら是非とも所定フォームからご連絡頂ければ幸いです。

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2009年2月12日

平成20年度鹿児島県本格焼酎鑑評会表彰式

BLOGを始めてから毎年ご紹介している鹿児島県本格焼酎鑑評会の結果ですが、今年も発表になりましたのでBLOGにてご紹介致します。平成20酒造年度の鹿児島県本格焼酎鑑評会各部門の総裁賞代表受賞の蔵は以下の通りです。()内は受賞銘柄。

  • 甘藷の部……若潮酒造さつま若潮黒

  • 黒糖の部……高岡醸造(奄美
    ※市場に出回っている奄美は複数の蔵元で蒸留された焼酎の原酒をブレンドしたものですが、鑑評会には各蔵元が個別に出品しています。

  • 米・麦の部……大海酒造協業組合(麦兵児・麦焼酎)

    また、甘藷の部で杜氏代表受賞は田崎酒造七夕)と決まりました。

    受賞された各蔵の皆様おめでとうございました。


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2009年1月 1日

あけましておめでとうございます

本年もよろしくお願い申し上げます。

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2008年12月31日

よい年をお迎え下さい

様々なことがあった2008年もまもなく暮れようとしています。
来る2009年が皆様に取りましてよい年となりますよう、祈念致します。
来年もよろしくお願い申し上げます。

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2008年9月 9日

三笠フーズ被害蔵にご支援を

ここ数日、三笠フーズの問題が話題となっていて、本格焼酎をやや忌避されている向きもあるかもしれません。ここまでの事実経緯については、このBLOGの三笠フーズ問題は早急な対応を行うべきという記事でまとめていますのでご確認下さい。

今回、三笠フーズとその関連企業から問題の米を本格焼酎の蔵元で市場流通用に購入していた6社と研究用に購入していた1社、そして全く報道されていなかった清酒業界から発表した1社は全て自主的に発表しました。いまだに他の業界が全く公表する気配を見せない中で、先駆けての公表であり、食の安全を守っていくという酒類業界の強い決意の表れだといって良いと思います。

その勇気ある8社は、西酒造(薩摩宝山のみ)、喜界島酒造(出荷無し)、光酒造(現在出荷を止めて回収中)、抜群酒造(全麹抜群のみ)、六調子酒造(出荷無し)、鹿児島酒造(研究のみで商品化せず)、美少年酒造(美少年佳撰・美少女・木原山の鬼ころしなど7銘柄)、西平本家(八千代・島一番・氣の白麹)です。

これらの蔵はいずれも被害者です。自主回収や原酒の破棄で多額の損害が出ます。さらに損害賠償請求をしようにも三笠フーズは賠償出来る原資がほとんど無いでしょうし、農林水産省は責任逃れをして裁判で徹底的に争うことでしょう。規模は様々ですが、どの蔵もぎりぎりの経営をしています。ここで消費者がこれらの蔵の酒を回避してしまうと被害者でありながら倒産しかねないという危機的な状況です。
他の企業が責任を回避し、自主的な公表をしない中で自らメーカーとしての責任を果たすべく自主公表に踏み切った7社に対して、いまこそ消費者の支援が必要なときです。我々が出来る支援はこうした蔵の焼酎を購入することです。問題の焼酎は自主的に回収されており、現在市場に出回っているものはどれも安全です。今後、「早く正確な情報を発表することが最も自社の利益につながる」という良い事例とするためにも是非とも被害に遭ってしまった蔵に対して、皆様のご支援をお願い致します。

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2008年9月10日11:00追記:
各社の報道を見ていますと「なぜ外国産米を使用した」という報道が多く、「値段が安いからだろう」という結論にしています。これは正解ではありません。
本格焼酎や泡盛の場合、日本人が通常食べているジャポニカ米(短粒種)では目指す酒質が実現出来ず、「タイ米」(長粒種)に代表されるインディカ米を使用するケースが多く存在します。日本人の感覚では米といえばジャポニカ米ですが、これは極めて例外で、世界ではインディカ米が主流です。そして、この例外現象のためにインディカ米を日本国内で生産している農家は皆無に等しい状況です。全くのゼロではありませんが、本格焼酎の原材料として使用するには量が全く足りません。つまり、皆さんが呑んでいる美味しい焼酎を実現するには海外からの輸入に頼らざるを得ないのが現状なのです。けして安いから購入するという事情だけではないのです。
さらに今回の場合は
三笠フーズ、事故米混入「国産」と偽装
という報道があるように国産米を求めている蔵にまで「政府流通の国産米」として政府流通の国産米と同価格で販売していたという状況もあります。また、西平本家に至っては
汚染米、西平本家(奄美)に流入 6200本自主回収へ
鹿児島県酒造組合経由で購入するより約1割高い値段で、業者も質の良い米ということを謳い文句にして販売していたようです。これらの状況を踏まえると一概に「安いから」ではないという点に留意する必要があるのではないでしょうか。
また、報道ではあまり述べられていませんが、米は今でも事実上政府の統制下にあります。かつて存在した食糧管理法ほどではありませんが、米の流通は政府の関与する部分がかなり大きいのが現実です。特に輸入米については政府が輸入して市場に流す米がほとんどであり、海外からの直接購入はあまり見られません。そして輸入米は国内産米の保護のため、高い関税が掛けられています。報道にあるほど安いとはいえないのが実状です。
輸入米は政府の関与がありますから、政府が大丈夫だと認めたもののみが市場に流通しているので安心して使用出来るというのが酒造関係者の認識でした。しかし、今回はその信用を使って不正な事故米を流したというのが真相です。購入価格の数倍の値段を付け、政府から正規に流れてくる米とほぼ同じ値段を付けたうえで、漁の確保を保証してもらえれば販売されれば、酒造関係者は間違いなく購入します。ある酒造組合が「酒造組合から購入させるように徹底する」と話しているようですが、蔵元が商社から購入するのは酒造組合では安定した量が確保出来ない、という側面があることを忘れてはいけないと思います。酒造組合では政府から直接購入した米を希望する組合員全部に渡るようにしています。つまり規模が大きいところは組合の米だけではまかないきれないのです。
ここまで本格焼酎と米について解説してみました。

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2008年9月11日11:00追記:

鹿児島県での厳しい検査の結果、鹿児島県の3蔵の商品からはメタミドホスとアセタミプリドは検出されませんでした。

汚染米転売 焼酎から農薬検出せず/鹿県検査 : 南日本新聞-鹿児島県内ニュース

いずれの農薬も基準値は0.01ppmとなっていますが、精密な検査によって0.0001ppmの単位での検証を行っても検出されなかったそうです。カビ毒についても検証を行い、安全性が確認されました。健康被害はありませんので、万が一呑まれていても大丈夫です。

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2008年9月 8日

三笠フーズ問題は早急な対応を行うべき

三笠フーズの問題が本格焼酎業界に大きな波紋を投げかけています。読売新聞の
汚染米転売は10年前から、三笠フーズ顧問認める : 週間ニュース : 九州発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
という報道によれば、三笠フーズから直接購入したのは鹿児島1社と熊本2社の合計3社です。さらに鹿児島の仲介業者経由で鹿児島の蔵元が少なくとも1社以上購入していることが判っています。

本来であれば、こうした事態が発生した場合には真っ先に購入先を突き止め、公表するのが農林水産省の務めであるはずにもかかわらず、「いらぬ混乱を招く」といまだに公表する気配を見せません。早急な事実の公表と対処によって風評被害が最低限に抑えられるのは宮崎で発生した鳥インフルエンザ問題の時に証明されているにもかかわらず、今回の問題における農水省の姿勢は、過去に学ばないという点で三笠フーズと同じです。

一方で、勇気ある蔵元も登場しました。鹿児島の西酒造が自主的に事故米の使用を公表したのです。
汚染米、西酒造焼酎に混入 30万本分回収へ : 南日本新聞-鹿児島県内ニュース.

これは大変に勇気のある行動であると思います。自主回収となるとその費用が膨大になりますし、何処が負担するのか、という問題も発生するわけです。しかし、本格焼酎業界全体のことを考え、自社にとっても最小限の被害で食い止めるには今の段階で事実を公表し、速やかに対応を取ることが最も適切な処置のはず。今回の西酒造の行動は当たり前のことではありますが、しかし、賞賛すべき行動であると思います。なお、該当の米が使用されたのは「薩摩宝山」のみで、他の商品は使用していないとのことですので「薩摩宝山」以外は安心して呑むことが出来ます。

このBLOGでは新しい事実が分かり次第、速やかにお知らせして参ります。何卒、皆様風評被害に踊らされることなく、本格焼酎を今後とも呑み続けて下さい。よろしくお願い致します。

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2008年9月8日12:00追記:
また勇気のある蔵元が現れました。先ほど熊本県の酒造メーカーが自主的に使用を公表しました。
熊本・鹿児島の焼酎メーカー3社、「事故米」混入の可能性 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
具体的に抜群酒造と六調子酒造です。抜群酒造は「全麹抜群」のみに使用しており、他の商品には一切混じっていないとのことです。抜群酒造の他の商品まで買い控える必要はありませんので、皆様くれぐれもご留意下さい。また、六調子酒造は幸いにも該当の米を使用した商品はまだ出荷前とのことで、そのまま廃棄処分となるようです。市場に出回っている六調子酒造の商品はどれも安全ですので安心して呑んで欲しいと思います。

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2008年9月8日18:00追記:
現在の時点で5社が社名を公表しました。

NIKKEI NET:社会: 事故米は6社に転売 農水省、5社の社名公表

追加されたのは福岡県の光酒造と鹿児島県の喜界島酒造です。いずれの蔵も勇気ある行動には頭が下がります。
記事では少なくとも6社とありますのであと1社社名を公表していないところがあります。ほかにもまだあるかもしれません。該当する会社はいずれも被害者なのですからこれ以上の被害拡大とならないためにも英断を望みます。

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2008年9月8日18:25追記:
農林水産省は残りの一社は研究用の米なので市場に出回っていないから公表しないという考えのようです。

汚染米、米加工鹿県3社に流通 農水省が転売先公表

農林水産省のアンチ消費者心理にはほとほと参ります。すべてを公表し、被害を最小限に食い止めるのが先決で、市場に出回っていないからいいとか悪いとかそういう問題ではないのです。事実を少しでも隠すとほかにもまだあるのではないかと思うのが消費者心理です。自分たちの責任を少しでも軽くしたいのかもしれませんが、役人の責任逃れのために焼酎業界が巻き込まれたのではたまったものではありません。

なお、上記記事によると喜界島酒造は熟成中の原酒なので市場には投入されていないようです。コンビニなどに並んでいる喜界島酒造の焼酎は安全ですので皆様ご安心ください。また、

事故米不正流通 三笠フーズに県が立ち入り調査

によると光酒造でも原料として使用している銘柄などが確認でき次第、自主回収を開始するとのことですので、こちらもご安心ください。

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2008年9月9日11:00追記:
サンプルのみを受け取っていて、実際に製造まではしていなかった蔵も名乗り出ました。

汚染米転売 「検査済み」信用/喜界島酒造 : 南日本新聞-鹿児島県内ニュース.

南日本新聞の報道によると鹿児島酒造がその該当の蔵だそうです。鹿児島酒造では該当の米はサンプルとして受け取っただけで結局製品化するまでには至らないという判断だったようです。

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2008年9月9日15:20追記:

清酒蔵も公表をはじめました。

清酒3万本に混入の疑い 熊本・美少年酒造が回収へ

清酒蔵に販売されたという情報は全くなかったわけでして、ここで自主的に公表するというのは勇気のいることだと思います。

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2008年9月10日14:40追記:

また一社、鹿児島の黒糖蔵が自主公表しました。零細蔵なので確認に手間取ってしまったようです。

汚染米、西平本家(奄美)に流入 6200本自主回収へ

購入した価格は鹿児島県酒造組合経由で購入するよりも1割高い値段で、良い米を使おうとして今回の詐欺に遭ってしまったようです。対象銘柄は「島一番」と「氣(白麹)」です。期間も限定されており、自主回収が始まっていますので、これ以外の銘柄は安心して呑める状況です。

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2008年9月11日11:00追記:

鹿児島県での厳しい検査の結果、鹿児島県の3蔵の商品からはメタミドホスとアセタミプリドは検出されませんでした。

汚染米転売 焼酎から農薬検出せず/鹿県検査 : 南日本新聞-鹿児島県内ニュース

いずれの農薬も基準値は0.01ppmとなっていますが、精密な検査によって0.0001ppmの単位での検証を行っても検出されなかったそうです。今後、カビ毒についても検証を行い、安全性を確認するそうですが、とりあえず農薬による健康被害はありませんので、万が一呑まれていても農薬に関しては大丈夫です。

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2008年8月26日

鹿児島県産芋焼酎が出荷減

リンク: 芋焼酎の出荷量10年ぶり減 本場鹿児島、ブーム小休止.

微量でも伸びていた鹿児島の芋焼酎ですが、ついに2007酒造年度のトータル実績で減量となりました。ここ数年のブームは「本格焼酎ブーム」ではなく「薩摩焼酎ブーム」であったと私は考えているのですが、ついにブームも終わり下降期に入ったということだと思います。多くのメディアでは値上げの影響を指摘していますが、おそらく値上げばかりではなく、鹿児島の芋焼酎が普及したことで何処でも呑める酒になり、一部では飽きが見え始めていることも原因でしょう。日本全体でどの程度の出荷量になったのかは今後の統計を見たいと思いますが、私が知る限り、今まで芋焼酎を呑んでいた人々が麦焼酎や米焼酎へ手を伸ばしはじめている節が見受けられます。東京での話になりますが、従来、鹿児島の芋焼酎しか置いていなかったところが、少しずつですが宮崎の芋焼酎や麦焼酎を並べはじめています。また、少し毛色の違うものということで球磨焼酎へ手を伸ばしたり、泡盛を並べてみたりする店も増えています。

一方で、市場的にはまだまだ全ての都道府県で確実に本格焼酎が呑まれているわけではなく、大都市圏が中心になっているのも事実です。ただ、今まだ本格焼酎の呑まれていない場所は街の酒屋さんがあまり残っていないか、残っていても清酒文化圏ということで本格焼酎に対して理解があまりない酒販店が多いと思っています。従来本格焼酎に理解のある小規模な街の酒販店を相手に特約店制度によって、文化的側面を伝えながら拡販を行ってきた本格焼酎業界は戦略の見直しを迫られているのも事実です。

とはいえ北海道や東北といったマーケットも残っていますし、大都市圏でもまだまだ全ての店に入っているわけではありません。このBLOGでは何度も書いていますが、今後はマスに対してアプローチする大手蔵とそこから入ってきた人をしっかりと捕まえる中小蔵が上手く連携をして車の両輪となって戦略を進めていくことが大事だと思っています。今までのような伸びは望めないにしても緩やかに成長していく余地はまだまだたくさんあるはずです。本格焼酎ファンとして、今後の展開に期待していきたいと思います。

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2008年8月25日

第1回東京島グルメ 焼酎利き酒の会

2008年8月23日に東京都の外郭団体、財団法人東京都島しょ振興公社が運営する竹芝埠頭にある島嶼地域振興を目的とした「東京愛らんど」というアンテナショップで「第1回東京島グルメ 焼酎利き酒の会」という会が開かれました。

あまり知られていないのですが、伊豆諸島は明治になる前から本格焼酎が生産されており、壱岐や南九州に並ぶ本格焼酎の一大産地です。伊豆諸島の本格焼酎は知る人ぞ知るという通好みの焼酎としてあまり一般に知られることはなかったのですが、名産品として売り出していこうということから今回のイベント開催となったようです。

イベントには八丈島の八丈興発さんと新島の宮原酒造さんがいらっしゃいました。伊豆全島の焼酎が1本ずつ並び、島の味覚が楽しめ、大変に面白いイベントであったと思います。

普段あまりこういう試飲会に慣れていない公社主催で、さらに初めての試みであったためか、全体的に手際が悪く、試飲の時間が正味1時間程度となってしまったのは残念でした。とはいえ、伊豆諸島の本格焼酎を売り出そうという気概は大変にすばらしいものであり、本格焼酎ブームによって東京の居酒屋でも本格焼酎が当たり前に呑まれるようになったことで、伊豆諸島の酒も東京の地酒であるというイメージが根付いていってくれると本格焼酎の更なる市場拡大につながると思います。

ぜひとも第2回第3回と続けていってほしいものです。

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2008年6月26日

本格焼酎・泡盛横浜大選集前売り券完売

以前からたびたび書いている「本格焼酎・泡盛横浜大選集」(通称.横酎)ですが、昨日の段階で全ての前売り券が完売してしまったそうです。主催している横浜焼酎委員会の会員各位が売る予定だったものも全て回して、それでも足りなくなってしまったようです。
私個人としては、このイベントが盛り上がるということは、蔵の名前や銘柄といったものではなく、純粋に本格焼酎と泡盛を楽しもうという方が増えているということだと考えています。もちろん、そうしたファンばかりが集まるということは、視点が厳しいわけで、実際に横浜へ来ている各蔵元は毎年かなりの厳しい評価に晒されていると思います。でも、毎年のように「横酎は楽しい」と来ている蔵元が大変に多いことは、私のような焼酎ファンにとっては大変に有り難く嬉しいことだと思っています。
当日券がどの程度用意されているか判りませんが、ホール自体の定員が1200人であることを考えると早々になくなってしまうかもしれません。チケットをまだお持ちでない方は早めに会場へ行かれることをお薦め致します。

そしていま思うことは、横浜だけではなく全国各地で横浜のような一飲兵衛が主催する純粋な焼酎イベントが出来ないかな、ということです。きっと、こうしたイベントがほかでも行われれば、もっともっと本格焼酎と泡盛は、日本に文化として定着していくことでしょう。それを願って止みません。

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